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床版鉄筋工

床版(しょうばん)は、橋の上を通る車両の重みを橋桁(はしげた)や橋脚(きょうきゃく)に伝えるための床板(ゆかいた)です。
床版の型枠は橋桁の上に、木の板などを組み立てて設置します。床版の底は桁にうまく力が伝わるように、凹凸した形をしています。
また、床版の他にも街路灯や道路標識などの設置に必要な鉄柱の基礎工事もおこないます。

工事の流れ

  • Step 01

    型枠の上に鉄筋を配筋し、鉄筋同士を細い針金などでくくりつけ結束します。
  • Step 02

    型枠、鉄筋の組立終了後、生コン車で運搬された生コンクリートを橋の上へポンプで送って圧送・流し込みます。
    橋の横からコンクリートを流し込むことが難しい場合、床版の中ほどに穴を開けてコンクリートの送り出し口を設けます。
  • Step 03

    コンクリートを流し込んだ後、天候などの影響でコンクリートの固まる条件が悪くならないようマットやシートを被せてコンクリートを保護し、養生(ようじょう)をおこないます。
    冬場で気温が氷点下まで下がる現場では、ヒーターで温かい風を送り込みながら養生する必要があります。
    床版を養生するときには、床版の下にもヒーターを置き、下からも温めています。
    コンクリートは温度の低い状態で養生するとなかなか固まらないだけでなく、固まった後のコンクリートの強度が不十分になるため、養生におけるコンクリートのコンディション管理は極めて重要であり、状況に応じて適切な施工が求められます。
  • Step 04

    コンクリートが固まり出来上がった後は、床版の耐久性を向上させるために防水処理・防水加工をおこないます。

地覆・高欄に関わる工事

地覆について

地覆とは橋の高欄の基礎であり、道路に接して取り付けられる横材のことを指します。
道路には雨水の排水を行うために側溝が設置され、水が路面に溢れる事態を防ぎます。
この側溝は橋梁でも同様に設置され、高さのある道路上でも排水処理が滞りなく行われるよう設計され、地覆がその機能を担っています。

地覆は道路の安全上欠くことのできない装備であり、雨風などの自然環境の他、輪荷重やその他大きな衝撃を受け、劣化や機能の低下が見られた場合には改修工事が行われます。
また、製品によっては地覆の高さが低く、時に車両が乗り上げ事故となる危険性も考えうるため、既存製品の地覆幅や地覆高さを拡幅、嵩上げする工事が行われるケースもあります。

地覆の素材はコンクリートや剛性など製品により様々ですが、死荷重(構造物自体の重さ)による負荷を極力減らすことで橋全体の軽量化にも繋がります。
車両が地覆に衝突した際には、地覆にかかる衝撃負荷を抑える構造が採用された製品もあり、都度行われる工事が橋の安全な走行に大きく寄与しています。

高欄について

高欄(こうらん)とは橋梁工学の専門用語で、橋の欄干部を指します。
橋の端部に設けられる柵、もしくは高く反りあがった壁を高欄と呼び、転落防止のため人が簡単に跨ぐことのできない高さを有します。
橋によっては、曲線や折れ線の採用やイラストを描くなど、街の景観に合わせ高欄部分に装飾が施されるなど、デザイン性の感じられるものもあります。

耐震補強工事(橋脚巻立て工)

橋脚巻立て工は、大きな地震が来たときに倒壊の恐れのある橋脚に対して、周りに鉄筋コンクリートや鋼材、炭素繊維などを用いて、地震に対抗する強度を得る工事のことです。
今まであった橋脚を取り囲むように施工することから「巻立て」という言葉が使われています。
交通量の変化や耐震基準の変更による耐震能力の向上、あるいは災害による損傷などにより、性能回復を必要とする柱や橋脚、梁や桁といった構造物に、鋼板やコンクリート、あるいは炭素繊維シートを巻きたてて補強する工法します。

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